角川武蔵野ミュージアムは、その名の通りKADOKAWAグループが武蔵の地、つまり現在の所沢市に設立した5階建ての総合文化ミュージアムです。
角川ミュージアム
概要:図書館・美術館・博物館が融合した文化複合施設。 編集工学者・松岡正剛、博物学者・荒俣宏、建築家・隈研吾、芸術学・美術教育の神野真吾による監修のもと、メインカルチャーからポップカルチャーまで多角的に文化を発信する
所在地:埼玉県所沢市東所沢和田 3-31-3
最寄り駅:東所沢駅
さて今回、角川武蔵野ミュージアムに行ってきましたので、その体験や感想をお伝えさせていただきます。
ちなみに結論を先に書くと、予想以上に素晴らしく、行ってよかったと思いました。そんなわけで、どこら辺がどう素晴らしかったのか、おススメなのか、ポイントごとにご紹介していきたいと思います♬
東所沢駅~さくらタウン
角川武蔵野ミュージアムはJR東所沢駅からテクテクと歩いて、10分弱ほどの場所にあります。初めて行った東所沢駅は・・・けっこう小さな駅でした。ちょうど快晴だったので、外を歩くのも気持ちがよかったです。

ミュージアムに行く途中の道で、個性的なマンホールを発見。なになに・・・ヤマトタケルって描いてありますね。所沢市、何か頑張っている感じは伝わります。

まだ駅からそんなに歩いてなくてもミュージアムの建物が見えるので、それを目印に進みます。
到着~~!赤いのぼりがいっぱいたっているので、何かイベント?と思っていたら・・・

なんと、その赤いのぼりの立っている道は鳥居につながっており、神社の参道でした。神社のデザインが近代すぎて、最初は神社って気づかなかったです。

イベント的な神社じゃなくて正真正銘、本物の神社でした。「武蔵野坐令和神社」という名で、読み方は「むさしのにますうるわしきやまとのみやしろ」とのことです。うう・・覚えるのが大変・・・と思ったら、ちゃんと通称がありました。「武蔵野令和神社」(むさしのれいわじんじゃ)と呼んでよいそうです。
なお、ここら一帯が「さくらタウン」とよばれるそうです。映画館やレストランなどはありますが、“タウン”のイメージよりは小ぶりのエリアです。

さくらタウンの中に5階建ての建物があり、こちらが角川武蔵野ミュージアムとなります。
では早速、中に入ってみましょう。特に階段などは上ってないのですが、入ってみると、そこは既に2Fとのこと。2Fには総合インフォメーションがあり、チケットはこちらで購入します。
角川武蔵野ミュージアムのチケットのおススメは・・・
角川武蔵野ミュージアムでは、チケットが何種類かあります。
大学生以上 | 中高生 | 小学生 | |
マンガ・ラノベ図書館(1・2階) | 600円 | 300円 | 200円 |
KCM スタンダードチケット (本棚劇場含む/4・5階) |
1200円 | 1000円 | 800円 |
通常は、この2種類のうち、どちらかのチケットを購入されることが多いかと思います。どちらを購入しても、3時間の時間制限があります。
私は今回、「KCM 1DAY パスポート(本棚劇場含む) 月~木」3,000円のチケットを使用しました(金~月は4,000円)。こちらのチケットだと時間制限がないため、月~木なら10時~18時まで(金~月は20時まで)長時間いられますし、上の二つのチケットで行ける場所はすべて行くことができます。
なお、私なりに今回とことんミュージアムを満喫しましたが、滞在時間は約6時間でした。それ以上は集中力が持たなかったです。ですので、私のおススメのチケットの買い方としては、価格とのバランスを考えて、こうなります。
おススメのチケットの買い方
①まずKCMスタンダートチケットを購入し、4・5階を満喫する
→ さくらタウンのどこかで休憩や食事をとってから、余裕と興味があれば →
②マンガ・ラノベ図書館のチケットを追加購入して1・2階も制覇する
※最初から、1・2階も4・5階も見ようと決めてらっしゃる方は、①と②を逆にするのも、アリですね♪
一日で3000円(4000円)のチケットを買うより、4・5階で1200円+1・2階で600円=1800円で済ますことができるので、お得ですね。
いざ角川武蔵野ミュージアム内部へ(4・5階)
建物内はフラッシュをたかなければ写真撮影OKです。2階に入ってチケットを購入するとき、ロッカーを使用するか聞かれます(無料)。使用する場合はコインを渡してくれますし、2階に重い荷物を置いていけるなら、心身ともに楽になりますね。
それでは荷物を置いて、4階へGO!


本を読んでいるとだんだんお腹が空いてきたので、いったん外に出て食事することにしました。再入場できるので後で戻ってこれますよ(私は再入場して、4階にトータル3時間くらいいたと思います)。ちなみに5階も見ましたが、おススメ度は☆1つ。
さくらタウンに出て、角川食堂へ
別の建物の3階にある角川食堂へ。やはりここも、3階といっても平地からエスカレーターを一つ上るだけです。2階と間違いやすいのでご注意ください。ちなみに隣はコンビニで、その前に椅子などもあるので、コンビニでご飯を済ませることもできます。ほかにもうどん屋さんとかタリーズとか入ってます。

角川食堂のお目当ては、定番のカレーです!う~ん、おいしそう♪

さくらタウンは、ホテルもレストランも映画館もあるので、1泊するのもありかなと思いました。2泊目は・・・あんまりすることないかもですが。ご飯の後は、ちょっとさくらタウンをブラブラしてました。

マンガ・ラノベ図書館に行く(1・2階)
ではでは気分転換もできたので、再度、角川武蔵野ミュージアムに戻ります。先ほど同様、2階から入って、エスカレータに乗ります。今度は1階・2階にあるマンガ・ラノベ図書館に行ってみましょう。
まずは1階のマンガのフロア。

ちなみに絵本など子供向けの本もけっこうあり、お子さんが多い印象でした。それでもお客さんは全員で1階に10人ちょっとって感じでしょうか。

ちなみに2階は、すご~~~く沢山ラノベがありますが、お客さんは(私を除き)一人だけでした・・・。私もここまで来て、あえてラノベを読む気になれず、2階の滞在時間は数分でした w
帰り道を満喫する
さくらタウン、そしてミュージアムに6時間も滞在したところで、頭が疲れたので岐路につくことにしました・・・おっ、17時過ぎともなると、神社もミュージアムもライトアップしてますねぇ。


そして、道を挟んだ向こう側にははライトアップされたインスタレーションも!!

帰りはマンホールさえ、ライトアップしてましたよ♪ 素敵ですね。

というわけで、1日満喫できる角川武蔵野ミュージアム、一度は行く価値があると思います。トータルおススメ度は☆5つ、満点!
興味を持たれた方はぜひ~。 → 角川武蔵野ミュージアム公式ホームページ
コメント